6. Rm1921

自由学園開校の日と現在の自由学園

自由学園が開校した1921年(大正10年)の4月15日、仕上げの漆喰が塗られていない荒壁のまま、窓ガラスもはめ込まれていない状態のこの部屋で入学式が行われました。この1室だけ、やっと足場丸太をはずすことが出来ていたのです。羽仁夫妻が遠藤新を介してライトに出合い、設計を依頼したのが1月の中旬、ライトが建設予定地に訪れたのが下旬。そして着工したのが3月15日でした。入学式翌週、すぐ隣の教室(現タリアセン)に着手し、翌年1922年(大正11年)6月に中央棟及び西教室棟が完成しました。同年7月22日にライトは帝国ホテル設計監督を解任されたため、アメリカへと帰国しました。それ以降、東教室棟建設は遠藤新が担当し、現在のような「コ」の字型になったのは1925年(大正14年)9月のことでした。

 

 今は写真パネル、パンフレットなどで現在の東久留米市にある自由学園の様子などを展示し、自由学園PR室として使っています。自由学園は約3万坪の緑豊かなキャンパスで、幼児生活団(幼稚園)、初等部(小学校)、中等科、高等科は女子部と男子部に分かれ、大学に相当する最高学部までの一貫教育を行っています。女子部食堂、講堂、体操館、男子部体操館、初等部食堂、は1934年(昭和9年)に学校が移転した時に遠藤新が建てた建物です。何度も修理を重ね現在でも校舎として使っています。この5棟は東京都の歴史的建造物に選定されています。


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